小花 〜こばな〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年季の入ったテーブル。

 

夕飯の支度。

養護学校高等部の小皿と

5番目の娘が飾ってくれた庭の小花。

 

忙しいなぁ。

と言ってばかりで

小さな野の花さえ飾ることを忘れてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五月の家庭訪問で

 

先生をお迎えするために

長男が飾ってくれた

小花。

 

 

特別に人の目につくような

良いことや凄いことは

できないけれど

 

特別に人の目につくことが出来る人。たちが、

出来ないこと。は、

できる人たちなのだと思う。

 

それは

細やかなもので

あまりにも柔らかでさりげない光なので、

よく見ていなければ見落とされてしまうもの。

 

 

特別人の目につくような行いが得意な人の世界を

彩りで縁取り、

ひときわ輝かせるために

その足元を小さな光で照らしている。

そんな人たちが

たくさん生きている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何かの役に立ちたい。

 

その思いは、

もしかしたら

傲慢なものなのかなと

子どもたちを見て考える。

 

子どもたちは

役に立たなければならない。

とは、思っていない。

 

あるのはただ

 

 

その美しさを共に

わかちあいたい。

という気持ち。

 

子どもたちのおこないの根底にあるものは

 

共にわかちあう。

 

というもの。

 

どんな感情をわかちあいたいのかは

 

皆それぞれ違うのだろう。

 

 

それこそが

大人が必死で探している、

 

役割りとか使命というものにつながっているに違いない。

 

 

 

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