ものがたり

三女

リハビリの帰り道。

 

雲間からの光を写真におさめながら

 

好きな音楽を私に聴かせてくれました。

 

音楽が聴こえるまでは

母と子のたわいなも無い会話。

 

光を見つけて

音楽を聴きたくなったという事です。

 

音楽が流れ

三女は言いました。

 

「ただ綺麗だな、と思っていた景色が

音楽が流れたら

物語になった。」

 

 

人は自分の物語の中を生きている。

物語の中で生きるも美し

 

物語に飲み込まれないよう

静寂の世界に包まれるもまた美し。

 

必要に応じて

味わいたい感情に応じて

どちらで生きるも美し。

 

 

 

その音楽を聴いて得たイメージを

帰宅後に絵にした三女。

 

絵とともに伝わる

言葉にならない言葉があることを

私たちはまだ忘れていない。

 

 

情報処理能力に長けた

デジタル思考の人ばかりが社会を構成しているわけでは無いことを

視覚的に伝える役割を持つ人たちがいる。

 

今こそ目を向ける世界は

そこなのだと

私は思っています。

 

 

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