敏感だからと言って

運動会の朝です。

 

5番目の娘は張り切って早起きして

待ちきれない様子。

4番目長男は

見た目はいつもと同じ朝を迎えました。

 

窓を開けて布団をたたみ空気の入れ替えの最中

 

「お母ちゃん!空の色とっても綺麗になってきた!」

 

と声をかけてくれました。

 

わたしには見慣れたこの色が

 

5番目の娘にとって

今日のこの日にみた朝の空は

特別な色なのです。

 

日が昇り始めた様子を

5番目の娘は写真に撮りました。

 

もうジャージに着替えて

運動会に行く気満々。

 

とは言え

午前中は

準備体操以外

何も参加しません。

白組の二年生の椅子に座り

お友達の競技を見ることが

今日の午前中

5番目娘のやることです。

 

出番は

午後の二種目。

そのうちの一種目も

途中から参加にしてもらいたいと

自分から先生にお願いして

先生と話し合い

そのようにしてもらいました。

なのですが

朝から見にきて欲しい。

というお願いで

夫、三女、私の3人で

お弁当を持って、午前中から

椅子に座っているだけの五番目を見に行きました。

 

5番目の娘

退屈そう…

 

手持ち無沙汰で

一人で座席に残り

お友達の競技を見たり見なかったり。

 

参加した玉入れは

練習の時に

お友達の動きが早すぎて

玉を一つも触れずに終わってしまったそうですが

 

本番の今日は

 

球をいくつか投げ入れることができました。

 

大玉送りも

たまの下敷きになりましたが、

ニコニコして終えました。

 

大玉送りが済んでから

最後まで競技を見学する予定でしたが

帰りたい。

ということで

 

一足お先に家に戻らせてもらいました。

駐車場までの道の途中

 

未舗装路には

虫がたくさん。

トンボやイナゴ、バッタにコオロギ。

その度に足を止めては眺めたり

しゃがんで見つめたり。

なかなか前進しません。

 

しゃがみながら言いました。

「あー、お母ちゃん…運動会、

本当に楽しかったよ」

 

しみじみと噛みしめるように何度も何度もつぶやきました。

退屈そうに見えたのは

空を見たり雲の動きを見つめていたり

鳥を見つけたりテントの蚊トンボに気持ちが向いていたからで

退屈だったわけではないことが

判明。

 

 

 

5番目娘の

 

これが精一杯の頑張り。

クタクタに消耗仕切らないところで

頑張りすぎないところで、

 

 

きちんと自分から先生に

 

 

「帰りたいと思う。」

と言えたんだ。

 

5番目娘を見ていると

 

以前

学びの場で

とある方が仰った言葉を思い出します。

 

「敏感だからと言って、心が弱い。とは限らない」

 

そうですね

過敏で繊細ですが

陽気で穏やかで落ち着いています。

 

自分自身でいられることを感じられる場であるなら。

 

そして

精査する眼差しは苦手で

その眼差しを持つ人を苦手と感じますが

それでも過敏ながらに社会性を発揮でき

なんとか

お付き合いをしている様子。

 

確かに

ウチの過敏な人たちの心は然程挫けることもなく

だいたい穏やかで朗らかでご機嫌。

自分の領域を守られてさえいれば。

敏感で繊細な人が

弱い心の持ち主とは限らない。

 

そうなのだ。

その言葉がいま実感できます。

 

先日

呟いた5番目娘の言葉が

印象的。

 

 

“あーちゃんの言葉

 

 

あーちゃん、すこしだけ成長したと思う。

なぜかというと、

鼻水が出てきたとき

前なら

ズズッて吸ってたけど

いまは

ティッシュでチーンとかめるの。

それからね、

給食のとき

お友達に話しかけられると

前は

食べ物噛みながらおしゃべりしちゃってたけどね、

いまは

手で

すこし待ってねって

お友達に合図して

そして口の中の食べ物を飲み込んでから

お話できるようになったの。

すごいでしょ?”

 

 

 

 

 

 

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