一人でも。

先日、

子どもたちと松本市内の湧き水巡りをしてみました。

 

飲み比べると

水が

柔らかい

とか

甘め

とか

さっぱりしてキレがある。

 

という違いがわかり

なかなか楽しいものでした。

井戸の傍に井戸に纏わる歴史物語が書いてあり

 

ちょっとした郷土史の勉強になりました。

こういった雑学的な入り口から興味が広がり

学ぶ楽しさにつながるのでしょう。

 

 

 

さて、今日は

次女の通う養護学校の文化祭の一般公開日。

 

私は役員の仕事で朝から来校者駐車場となっている

校庭の駐車場整理係で学校にいました。

駐車場整理係というものを生まれて初めてやりましたが

 

校庭に誘導された車をサイズや車に貼ってあるステッカーに注意しつつ、

校庭の空き状況に合わせ誘導するので、

係の仕事中は、小走り(⌒-⌒; )

 

隅から順に誘導できると良いのですが、

次女の通う養護学校は手狭であるため

車種を選別し誘導する必要があります。

私の誘導した場所が不満気な方もお見えになり、

そんな場合は笑顔でお詫びの会釈。

そして

不満気な顔を後にし

またつぎの誘導へ。

…交通整理のお仕事って、

こんなにも体力と気遣いが必要だったなんて、

今日まで知りませんでした(⌒-⌒; )

非常に疲れましたが

時折通りかかる道路工事現場の誘導員の方や

混み合う店舗や病院などの交通整理の誘導員の方々には

今更ながら

頭が下がります。

 

 

どこからともなく

金木犀の香り。

甘い香りに疲れも和らぎます。

 

駐車場整理係の仕事を終えて

校内の次女のお店に行きました。

染物の仕事を頑張ってきた次女。

どれも素敵な草木染めの優しい色合い。

 

私は今年こそ藍染のストールを買う!

と意気込み物色していると

 

次女の同級生のお母さんがやってきました。

 

しばし立ち話。

そこで素敵な言葉を聞いてきました。

このお友達のお母さんは

次女の同級生の息子さんが

お友達と全く出かけたこともなく、

お休みの日はひたすら

家で楽しんでいることを気にかけて

ある日、息子さんに聞いてみたそうです。

 

「ねえ、少しも友達っていう存在と外出しないけど、

あんたもさ、そろそろ友達作って友達と出かけたらどう?」

 

と言うと

 

「ねぇ、お母さんは僕が一人でいるのが好きで

友達を作らないって言うこと知ってるでしょ?

僕は一人が好きだし一人だから寂しいって思ったことがないんだから、

それで良くない?」

 

お母さんは

 

ハッとして、

 

そうか!

そうだよね!

この子がこれで良いっていってるんだし、

一人でいるから寂しいと感じるのかな、なんて言うのは余計なお世話なんだよね!

 

私は

無理してでも仲間を作ろうって努力しちゃうけど、

息子の話を聞いて、

それこそ無駄な努力なんだよなって

 

思ったんだよ〜。

 

 

とお母さんは話してくれました。

 

 

揺るぎない個が在る息子さんの

素敵な言葉。

 

その心にはほんとは

人への恐怖があるかもしれない

人と話す勇気がないという思いがあるのかしもれない

でも、

 

それは

その息子さんの心にひっそりととどめ置いておけばよく

本人だけがわかっていれば良いことだ。

 

本人だけが知っていれば良い領域を

親だからといって

詮索しないように。

湧き出る泉のように言葉が溢れてきたなら

 

ただひたすらに言葉そのものを受け取ろうと思う。

 

 

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