言うこと聞かない

 

 

今日の午後

松本市内の

ギャラリーノイエに出かけました。

大切な人たちが個展を開いていたので

どうしてもみたくて。

3番目娘

5番目の娘

仲良く発熱。

昨日から5番目娘、

体調の悪さで夜泣き。

泣いて泣いて泣いて泣いて。

泣き疲れて寝てくれる。

私は昨日と今日の切り替えが出来なくて、

昨日と今日が連続しているものだ。

という感覚になっていました。

昨日は昨日。

目が覚めたら

新しい時の始まり。

 

なのですが

今日は昨日の続き…

という気分を引っ張っていました。

 

昨日の予定もキャンセルして

5番目娘が不安にならないように

家におり、

今日は気持ちをリセットしたかったので

 

5番目娘が眠ったタイミングで

ギャラリーに向かいました。

 

 

そして

次女、長男、私という珍しい組み合わせで

とても

平和。

 

ギャラリーでは

入り口に一番近い場所に展示してあった作品に

心がグッと惹かれてしまい

そこから動きたくない衝動。

聞けば

宮澤賢治の

銀河鉄道の夜

からインスピレーションを得た作品だとのことで

真っ黒の上に

細かな細かな光粒子が散りばめられ

作品の上にはとても小さな鳥がいた。

 

無人の銀河。

まるで生き物の気配がない美しいだけの

孤独な銀河。

作品の上…作品の縁の上にただ一つの鳥が置いてありました。

 

このたった一羽の鳥は

銀河に浮かぶ星に見立てられた

三つの石の上に配置することが出来るそうです。

鳥を作品に配置した途端

ただの光粒子から

一気に物語が流れ始めた感動。

どの石に鳥を配置するのか。

それは

どの視点から物事や世界を見るのか

そして

どこからでも見て良い。

という自由があり

見たい世界は

自分で選べるのだ。

ということでもあり。

 

私の宇宙がそこにはあって

 

私の宇宙は思い通りにできる。

思い通りにするためには

強い覚悟も伴い

覚悟を決めて

次の星に鳥を配置するとき

私の宇宙の景色は変わる。

 

 

無機物が有機物に変化した瞬間を目撃したようで

心の奥深くから

何か懐かしいような嬉しさのようなものがこみ上げて

涙が溢れそうになりました。

 

何かと

感動の涙を流している私ですが、

 

とにかく素晴らしくて

 

無事に最終日に

行って良かった。

 

写真に収めた作品は

鉛筆の硬さを変えて描かれた絵。

 

鉛筆の使い分けで

深い陰影の世界がある。

陰影の世界の光は

画用紙の白で表現されており

白い色=光。

 

白と黒の相反するもの同士だからこそ

際立つ光。

どちらも無くては成り立たない世界。

 

今日はすごいものをみせてもらえた。

 

個人的な宇宙

他者と関わり合う宇宙。

 

私はここにきて

本当に良かった。

 

 

 

家に帰ると

 

アイス、食べたい。

と言う

目が覚めていた5番目娘。

 

乳製品はお熱の高い時は食べてはいけない。

 

と言っても

食べたい。

食べたい。

食べたい!

 

……

もう私の言葉は届かない。

聞かない。

心がまだギャラリーにあった私の言葉は

届かない。

 

 

それならば

食べたらいいね。

と言うことで

 

5番目は早速食べました。

 

そして程なく

 

吐きもどしました。

 

これできっと

伝わったと思う。

 

お熱の高い時は

乳製品はダメ。

と言うことが。

 

 

 

 

 

 

 

とにかく今日も無事、

有り難いほど平和に夜は更けていきます。

 

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