もう寝てね。

「もう寝てね。」

と、5番目娘にお願いしました。

 

「だって。お月様が眩しくしてきて

寝かせてくれないんだもん。」

 

と言う返事。

 

長男が今夜は流れ星を見るんだ。

 

と、暗闇でソファの背もたれを倒し

カーテンを開けて夜空を見上げていました。

 

その気配で5番目娘は眠れないのかと思ったら、

 

そうではなくて、

眩しすぎるお月様のせいだと言う事です。

 

 

 

星を見てから寝るよ。

といった長男。

 

仔猫が夜のトイレに出たきり帰って来ず、

星を見上げながら

「ななちゃん、帰って来ないね」

と気にかけていました。

 

その合間に流れ星を六つ見つけられ

仔猫が帰ってくるのを見届けたら

「さて、ななちゃんが帰って来たから僕は眠るよ」

 

と言って、

仔猫が戻って安心したようで

サッと眠りに行きました。

 

 

長男は

とてもゆっくりじっくり成長するタイプなので、

子どもらしい快活さを求められると

本人は辛くなり

また、もともとがお喋り好きな

ユニークな思考の人なので

まるで落語のような流れの話し方をし、

そのためなのか

学校の先生から

大人の会話が出来る子

と仰ってくれる。

 

ゆっくりと穏やか。

時に妹に意地悪になるのは

自分のペースを乱される時や

長男ならではの

どのような分野においても共通する

疑問に対する

質問の仕方。

というものがあるのですが、

 

長男の、時にシニカルな視点に対して

本人は相手の方に

ユーモアを持って応えることを望んでいますが、

その視点を意地悪な視点。

として捉えられることも多いため、

誤解され時に落ち込んだり悲しんだりして。

 

その結果

意地悪を言いたくなる(特に家族間で)

スルメを食べる時のような付き合い方が

長男には心地よい様なので、

長男との時間は

スルメを食べる時の感覚。

 

 

スルメは

飲み込むために

しっかり噛んで味わう必要がありますが、

味を楽しむためには

ひたすらスメルを噛み続けるという地味な

歯とスルメのやり取りを要します。

そこから滲み出るスルメの深い味は

なんともクセになる…

 

長男との会話や時の過ごし方は

それに似ています。

 

 

落語を楽しむように

スルメを噛むように

じっくりとしたテンポが大切。

 

 

このペースを持って

お友達と一緒に過ごせる日を

長男は思い描いています。

 

外に出ていく自信を

今は見失っていますが

長男の中から再び自信が顔を覗かせる時まで

共にゆっくりと時を過ごします。

 

 

 

 

あ、朝が来ました

 

一日の始まり。

こうして呼吸ができ

健康で

素晴らしく豊かな日々を過ごせることに

感謝致します。

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