空しかないような


 

風の音が時々優しく聞こえる。

 

遠くで馬のいななき。

 

綺麗に整備されている遊歩道にいるのは

娘とわたしだけ。

馬に見つからないように

 

タヌキかな

キツネかな

柵を縁取るように

トコトコ歩いてる。

信頼とはなんでしょうね。

だれかに信頼される人になる喜びと

 

自分自身を何よりも信頼できる歓びと。

 

天秤にはかけられない。

 

人からの信頼を得るためにバランス崩すようなら

 

自分自身を信頼し直すために

人との距離を空けてみるのは

 

なかなか悪くないものだとおもう。

 

こころに元気がないのに

人を思いやってみたり気遣ってみるのは

無理が生じて

 

関わる全ての人が苦しくなるのだと

 

産まれた家で教えてもらった。

一度思いきり好きなように

いきてみるのがいいかもね。

誰に褒められなくても認められなくてもいいから

自分の深い満足のために。

 

 

 

深い満足に満たされている人を

人は自然と

いつのまにかその在り方を認めていくのだろうなぁ。

 

 

 

 

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