この感じ


 

 

 

 

 

 

先日諸々の出来事を超え

やっと

所属したいと言う執着から

解放され始めた気がしている。

無理なのだ。

無理なものは無理だった。

孤独から逃れたいという思いが

こんなにも強かったとは。

挑戦して失敗して

また懲りずに挑戦して失敗して。

引っ越しをして

私はこの土地の美しさに日々魅了されている。

この場所を嫌いになりたくない。

この美しい景色をいつか思いだすときに

悲しい気持ちにならないように。

そしてここを嫌いにならないように。

不快

と感じる物事をちょっとずつ整理したいと

考え始め

 

考え始めた途端

 

あちらから整理する状況が訪れた。

その状況に対し

 

整理する。という判断をしたのはわたし。

整理しよう。

という思いが強いほど

いまは必要では無い。

ものごと、ひと、場所

から離れる出来事が重なった。

 

そう願ったらそのようになる。

単純な仕組みに驚いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしの体の周りは

変化の時で感情もゆれることが多いけれど、

したいこと

やっていきたいこと

 

は、そとの世界とは真逆にあり

焦点が絞れてきて目指すところは安定してきている。

本屋さん

 

うれてもうれなくても本屋さん。

 

本の手触り

本の紙の匂い

本がもたらすしずかな時間が

大好きで

 

本屋さんになる。

 

この

外の嵐のような出来事と

そこで揺れる感情をよそに

 

私の腹のなかでは

 

なにかな…

小さな石のような年季の入った蝋燭の灯火のような何かが

静かにそこにありつづけている。

 

感情のそのもっと奥の方に。

私はそこを目指し見た目には大騒ぎしながら

 

そのくせ心のなかは淡々として

街灯もないトンネルの暗闇を歩いている。

トンネルの中は真っ暗で

灯し火なのか光る石の原石なのか、

何か不動の光を目指してる。

 

トンネルの出口はきっと

みたこともない世界だろうね。

所属したかったわたし。

ありがとう。

ありがとう。

あなたから孤独ということを

 

嫌と言うほど教えてもらいました。

ありがとう。

お疲れ様でした。

そしてあなたは

私の一部となって

私はそれをしっかり胸で受け止める。

 

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